起立性調節障害“進級の壁”
2月半ば、なんとかテストを受けられたことで、胸をなでおろしたのも束の間。
年末から休んでしまった分の欠課課題が、山のように待ち受けていました。
通信制高校とは言っても、スクーリングやテストを受けないと進級できない。
さらに連携校に通うダブルスクールなので、テストも2倍。
元気なときはいいけれど、体調不良の時期とテストがかぶってしまい、再テスト期間中の夕方に受講しに行くのが精一杯でした。
さらに、出席数が足りない科目は、救済措置として欠課課題を提出すれば認めてもらえるけれど、課題は本人が受け取りに行かなくてはならず、夜まで動けない日が続いていた娘には、それさえも難しいことでした。
それでも、必死で課題をやり切り、なんとか提出期限に間に合わせ、無事進級できることになりました。
やっと心から落ち着くことができます。
内科を受診して感じた“言葉の重さ”

そんな中、近くの内科を受診しました。
高校生になってから通っていた心療内科は、予約の日に体調が崩れて行けないことが多く、今回のように動けない日が続くときには近くのクリニックが便利かもしれないと思ったからです。
新しい施設はきれいで、先生も優しい。
最初は娘も安心しているように見えました。
ところが、次回予約の話になったときの先生の一言、
「大丈夫だね。もう大人だしね。」
その言葉が、娘にはとてもつらく響いてしまいました
今年18歳になる娘は、周囲から「成人だね」と言われることが増えています。
でも実際には、夕方まで、時には夜になっても動けない、そんな日が続いていました。
そんな状態で「大人なんだから」と言われても、焦りやプレッシャーが募るばかりです。
心療内科で感じる“認めてもらえる安心感”
改めて、内科と心療内科の違いを感じました。
普通なら何でもない言葉でも、弱っている時には心に刺さってしまうことがあります。
心療内科の先生は、現状を認めて褒めてくれる。
起立性調節障害は、心理的な負担が体の症状に直結することも多いからこそ、その「認めてもらえる感覚」が何より大切なのだと思います。
この病気では“本人の気持ち”が治療の大きな鍵になる。
そう考えると、やはり心療内科の方が娘にはいいのかもしれません。
春を待ちながら、少しずつ前へ

年末から、時々登校できる日があるものの、休みが続いてしまいました。
昨年も2月は体調が落ち込みがちでしたが春から元気に通っていたので、気候が安定すれば少しずつ回復していくかなと期待しています。
春には高校3年生、進路について考える中で、将来への希望を見つけてほしい。
あせらず、少しずつ大人になればいい。
そんな娘の邪魔をしないよう、これからもそっと見守っていたいなと思います。





