起立性調節障害の娘が元気になるまで♡

小学6年生で起立性調節障害になった娘、元気になるまでの記録です。

起立性調節障害、高校進学への不安と午後受験

小学6年生で起立性調節障害と診断されてから、近所のかかりつけ医、専門の低血圧クリニック、心療内科と診てもらったが、体調が思うように回復しない。
無理をして倒れてしまったのもあり、かかりつけ医から、一度総合病院の小児科で他の病気も含めて診てもらうことをすすめられた。

 

そうして、中学2年生の1月に総合病院に転院。

ちょうど担当医が、田中英高先生の系列?の方で、方針も変わらず安心して受診することができた。

起立試験や、血液検査。

検査結果で、バセドー病かもと言われびっくりしたが、再検査後違ったことが分かり、安心した。

最初担当してもらった先生は、夜寝つきが悪かったのもあり、眠りが足りてないから眠るための薬を処方しましょうという話に。

それまでのエビリファイ錠に加えて、不眠症状を改善する薬、メラトベルを処方してもらった。

この時の担当医に、朝起こさないでいいと言われた。

(その次に担当してもらった先生には、無理に朝起こすのは、一日具合が悪くなるから良くないが、起きなくても声はかけるようにと言われたが。おそらく、その時は彼女も色々不安に感じることが多く、なかなか眠れなかったのでそうおっしゃったのかと思う。)

え?本当にいいんですか?

そこまで眠り重視?

と思ったが、一旦そうしてみることに。

朝、主人は「起こさなくていいのか?」といつまでも横になっている娘を見てややいらつき気味に言う。

私も、戸惑いながら、「いや、先生から言われてて…」

とりあえず、回復する兆しもないし、言われたようにやってみるしかなかった。

起こされないまま、娘は当然のように毎日昼まで寝るようになった。

昼過ぎなんとかトイレに起き上がるものの、リクライニングチェアで朝食?を食べ、また夕方までぐったりしている。

たまに週に2日ほど15時ごろ、みんなが終礼のころに登校するのが精いっぱいだった。

3学期の期末試験が近づく。

中学2年生を通して朝から登校できていないので、ほとんどテストも受けられていなかった。

提出物などは、友達にノートの写真を送ってもらってなんとか仕上げて、私が学校に届けていたが、評定にはテストの点数も重要だ。
1年を通して1回でも受けられたら、他の中間・期末テストにもみなし点が付くが、このままでは、普通高校への進学が難しくなる。
期末試験から学校側の配慮で午後から受験をさせてもらえることになった。

中2の秋に倒れてから、進学に危機感を覚えるようになり、先生に嘆願していたのだ。

学校側も学年会議で話し合い、対応していただけることとなった。
午後受験では取った点全ては反映されないが、なんとか1は免れそうだ。

1・2学期で受けられていない教科は受験しなくてはいけない。

テスト当日、やはり午後からの登校になったが、なんとか全科目受けることができた。

体調優先とはわかっていても、ある程度進路の選択肢を広げておきたかったので、学校側の配慮は本当にありがたかった。